ある配達員に金銭と妻のバイクを貸したところ、音信不通になった話し。
— 町田NMAX125 (@UNmax125) September 17, 2024
何故、人は騙されるのか。
事実と経緯を詳細にお伝えしたい。
長くなるが、ご自身ならどうするか照らし合わせて読み進めていただけたらと思う。
もし、同じような被害者がこの先1人でも多く減ったのならこの上ない。
彼(以下、A)と知り合ったのは約4年前。町田のマック前で地蔵していた姿は古くから配達員をやっていたら見たことはあるかもしれない。
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時折会ってお話しする程度の仲で、Aは結婚しており子どもがいるらしい。たまに聞く奥さんの愚痴を聞きながら、お互いに連絡先を交換もせず、程よい関係性にいた。
昨年の10月のこと、私のもとにAがやってきた。「奥さんと子どもと別れ家を出ることになり、次の住処が見つかるまで漫喫生活をしてる。」
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私も3年前に漫喫生活を一時的にしたことがあった事を知って相談してきた。
お金貸しましょうか?と伝えると
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A「自分達の関係性でお金の貸し借りはしづらい。NMAXさんの家にしばらくお家が見つかるまで居候させてもらえないか?」
冗談かと思ったら本気で言っていた。
お互いの連絡先を交換し、その夜に電話が着た。
「やっぱりお金貸してもらえますか?」遠慮しがちなAに同情しつつ、「借用書必要ですか?」と聞かれ、借用書は用意せず1万円を貸してから私たちの関係性は少し変化していった。
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すぐに新しい物件に移り、私の家から近い場所だったので稼働後に私の家の前で談笑する事もあった。
またAから電話が着た。
「バイクの調子が悪くて修理に出した。1、2週間で治る予定だが、それまでバイクを貸してもらえる人を知らないか?」
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妻がAと同じバイクだった事もあり、1日2000円という条件付きでバイクを貸すことになった。
お金欲しさだけでなく配達員仲間として頑張る彼を応援したかった。
私の家の前で妻を交えAと話したところ「借用書必要ですか?」また聞かれ、すぐにバイクが戻ると思いAを信じて断った。
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妻からは「大丈夫そうな人だね」と。
妻の通勤の足がなくなり自転車も購入した。
私も妻も共に、Aを信じていた。
11月になった。
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貸した1万円はまだ戻らない。
現金オファーも受け付けているそうだが、何故か現金オファーが飛んでこないとAは言う。
引っ越しが落ち着いたらで大丈夫と伝えると、Aはいつも申し訳なさそうにしていた。
「約束果たせなくてすみません。カッコ悪くてすみません」と。
12月、マック前で待機していたAを見つけ、バイクの返却時期について聞いてみた。
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「もう少ししたら、修理しているバイクが戻ってきそうです!」
そのバイクだが、妻の知り合いに譲り受けたもので思い入れもある。
貸してからもう1ヶ月となる。
12月8日、ついにAと連絡がつかなくなる。
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知り合いの配達員をつたいAの入居をお手伝いしたBにたどりつく。
Bにお話しを聞くと、BもAとの金銭問題を抱えており、連絡がつかない状態だ。
その夜、妻とBとでAのお家に行くがバイクはなく部屋からの応答もなかった。 pic.twitter.com/oYUdfDhAeX
Aの前妻の住所をBが知っており、Aの身に何かあったのではという話しになり前妻の元に行く。
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前妻に事情をお伝えすると、Aとは慰謝料などのやり取りもあり連絡はとっているようだ。
Aが無事であったことに安堵した。
連絡がほしい旨を前妻づてにお伝えしたが、Aからの連絡はその後もなかった。
12月14日、警察に相談する旨をAにお伝えすると返事がきた。
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バイクが返却されたらそれでよかった。
新しい仕事で忙しかったのだと自分にも妻にも言い聞かせるように、Aが私達を裏切ったのではないと思い込んだ。
だが、バイクは戻ってこなかった。 pic.twitter.com/1JlX2ixZQv
クリスマスになった。
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問題を年跨ぎしたくなかったので前妻に連絡した。
彼女もAと連絡がつかない状態で、慰謝料の支払いもされていないようだ。
深夜1時、Aの家に妻と前妻とAの子どもとで赴いた。
バイクはあった。
前妻がAの部屋に行き、私達は外で子どもと一緒にいた。
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事前に買ったミニカーのおもちゃをあげると喜んでいた。
お父さんからはプレゼントをもらってないのか……
Aと対面した。
バイクの鍵を返され謝られた。
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貸してから約2ヶ月となりそうだった。
妻は何も言わず、ただ彼を見ていた。
私は、ただ「体調には気をつけて、新しい仕事も頑張って」と気遣うだけでいた。
憤りも怒りもあったが、彼にはぶつけず謝り続ける彼に「気にしないで大丈夫」と。
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私の強い強い願いはただ一つだった。
「このまま、何も変わらぬまま、そのままの姿で生きていろ。」
彼のより良い将来の為にかける言葉を発する事すら惜しかった。
前妻も子どももサラリと帰宅した。
— 町田NMAX125 (@UNmax125) September 17, 2024
A「丸の内に引っ越す。子どもと会うのはこれで最後」だ。
丸の内のどこに住むんだよ……
そう、彼はこの数ヶ月間ずっと嘘をついていた。
思えば不審な点はあったが、彼の人柄を信じ疑うことがなかった。
Aとあれだけ仲が良かったBにもAからの連絡は一切ない。
— 町田NMAX125 (@UNmax125) September 17, 2024
前妻が最後に言った。「今後は絶対Aと関わらない方がいいです。」
ふと、Aの印象的な言葉を思い出す。
「誰も俺の素顔を知らない。」
私達はAのことを知らないままでいた。
最後に。
— 町田NMAX125 (@UNmax125) September 17, 2024
配達員と付き合わない方がいいだなんて言うつもりはない。
日々の配達に色づく良い出会いの方が大半である。
だが、一方で距離を近づけてはいけない配達員もまたいる。
長々となりすみません。
私の体験談が、皆さんの配達生活への幾ばくかの灯火になれば幸いである。
何故みんなこういう人に貸したらダメとかって話になるんだろう、貸し借りはいけない、位のこと頭に無いのかな、クレカとか賃貸とかも言ってしまえば借りている訳だけどさすがに人にはって思ってしまう。私は昔人に借りていた事があるが私は誰にも貸さなかった。優しい人ばかり損する…
— Mabe.C (@MabeC1985) September 17, 2024
読ませていただきました
— ウバマン@池袋配達人 (@ubaman_ikebuku) September 17, 2024
自分とは全く違う生き方をしてきた人ってゆうのはこちらが想像できる範囲外の行動してる場合もあるのでしょうね
僕も配達員の知り合い増えましたけど色々考えさせられました🤲
新生活開始で特に一人暮らし女性に知ってほしい防犯対策、フードデリバリーの配達員にも注意を!https://t.co/LiTHYtYDGl
— ふーちゃん🛵酒カス女子配達員🍺 (@fooddeli7) April 28, 2024
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