Uberが、家具の組み立てや洗濯、芝刈りなどの家事を依頼するサービス「Uber Tasks」のテストを海外で開始する

Uber Eats (ウーバーイーツ)
配車サービスやフードデリバリー事業などを展開するUberが、家具の組み立てや洗濯、芝刈りなどの家事を依頼するサービス「Uber Tasks」のテストを開始することを2023年11月13日に発表しました。

Uberが2023年11月13日に発表した新たなサービス「Uber Tasks」は、Uberのパートナーに対し、ユーザーが家具の組み立てや洗濯、芝刈り、除雪、荷造りや荷ほどき、庭の手入れなどを依頼できるサービスです。

これらの依頼は配車サービスのドライバーや配達サービスの配達員に対して提示され、収益などの条件を確認した上でドライバーや配達員は依頼を受諾できます。

Uber Tasksは今後数週間以内にアメリカ・フロリダ州フォートマイヤーズとカナダ・アルバータ州エドモントンで開始される予定です。

Uberの広報担当者は「今回のUber Tasksの導入はあくまで小規模な試験的運用です。しかし、ドライバーや配達員は、自分が持つスキルを発揮し、自分に合ったスケジュールでより稼ぐことが可能になります。また、Uberは常に収益を向上させる方法を検討しています」と述べています。

Uber Tasksのような家事代行サービスは「Taskrabbit」や「Angi」などがすでに展開しており、海外メディアのBloombergは「Uber Tasksが正式に導入されれば、TaskrabbitやAngiと真っ向から競合することになります」と指摘しています。

Uberは2023年11月に発表した第3四半期決算において、2四半期連続の黒字を計上したものの、売上高は前年同期比から11%増にとどまりました。これは、過去10四半期で最も低い収益成長とされています。そこでUberはアメリカ国内および国際市場において、従来の配車サービスや配達サービスだけでなく、Uber Tasksを含むさらなるサービス拡大を行うことで、収益向上に向けた取り組みを行っているとされています。

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